枢密院
Privy Council
枢密院は、大日本帝国憲法草案の審議を目的として設置され、天皇の諮詢に応じて、憲法に関わる法律・条約・勅令などを審査した。元勲や藩閥・官僚出身の枢密顧問官によって構成され、幕藩体制から政党政治への移行期において、議会政治と一定の距離を保ちながら、天皇の最高諮問機関として天皇中心の国家体制を維持する役割を果たした。一方で、その性格上、政党政治とは本質的に緊張関係にあり、戦後の民主化に伴う制度改革の中で廃止された。なお、1947年5月3日の日本国憲法施行に先立ち、同年5月2日に廃止されている。