新日本宗教団体連合会(新宗連)

Shinnihon Shūkyō Dantai Rengōkai (Shinshūren)

1951年に結成された新日本宗教団体連合会は、世界平和の実現を願い、戦争犠牲者の追悼式などを行ってきた。同団体は新宗教の信仰者によって構成されており、政教分離の原則から首相による靖国神社参拝に反対の立場を示している。

2014年には、政府による集団的自衛権行使容認のための解釈改憲に対する声明を発表。同声明では、今後、憲法で規定されている信教の自由、表現の自由に関して、将来的に政府によって容易に解釈変更が加えられることへの懸念を示している。

また、2015年及び2016年には、2012年に自民党が作成した憲法改正草案について、政教分離原則から逸脱し、個人の自由や権利よりも国家による権力を重視していると憂慮する声明を発表した。