環境文明21

Kankyō Bunmei 21

環境文明21

環境文明21は、環境と文明のあり方を探求することを目的に、1993年発足。その後1999年に特定非営利活動促進法(NPO法)に基づく法人格を取得し、現在の団体名に改名している。

同団体は、日本国憲法に「環境原則」を加えることを提案している。ホームページでは、「環境原則」を盛り込む憲法改正案を含む、政策提言や調査研究が公開されている。

憲法部会

環境文明21は、日本国憲法について検討する「憲法部会」を設置している。

憲法部会は、環境に焦点を当てた独自の改憲案を作成している。その中で同会は、現行憲法の三原則(1.国民主権、2.基本的人権の尊重、3.平和主義)に加え、「環境原則」を第四の原則として追加すべきと主張している。世界経済の急速な変化に伴い環境問題が深刻化する中、憲法の中で新たに環境に関する項目を設ける必要があると述べている。また、環境原則は憲法第9条と同様に必要不可欠であり、また「持続可能な社会」の実現は「公共の福祉」の概念においても言明されるべきだと提起している。以上の趣旨に則り、前文にも環境に関する文言を加える改正案を作成している。