毎日新聞

Mainichi Shimbun

毎日新聞は、1872年(明治5年)2月21日に東京・浅草で創刊された「東京日日新聞」を前身とする、日本で最も長い歴史を持つ現存の日刊新聞として知られる。1911年に東京日日新聞と大阪毎日新聞が合併して全国紙としての基盤を築き、1943年に現在の「毎日新聞」に題号を統一した。

1946年2月1日、毎日新聞は第1面に「憲法問題調査委員会試案」と題したスクープ記事を掲載した。そこに掲載された試案は、松本委員会内部で作成された比較的リベラルな「宮沢甲案」とほぼ同じ内容のものであった。しかし、毎日新聞はこの試案を「保守的、現状維持的」と評価した。他の新聞各紙も政府および松本委員会の姿勢に批判的な論調を示しており、毎日新聞によるこのスクープ報道を契機として、GHQは日本政府による自主的な憲法改正作業を見限り、独自の憲法草案の作成に踏み切ったとされる。

2000年3月、毎日新聞は、このスクープ記事のために試案を入手した当時の政治部記者・西山柳造へのインタビューを掲載し、当時の経緯について本人の証言を紹介した。