保岡興治

YASUOKA Okiharu

自民党所属の元衆議院議員を務め(1972 - 1990年、1993 - 2009年、2012 - 2017年)。2000年から2008年には法務大臣を務めた。憲法調査会/憲法改正プロジェクトチーム会長、憲法改正推進本部長などを歴任し、党内の憲法改正論議を牽引した。2019年に死去。

ホームページでは、本人の憲法及び憲法改正に関する主張の他、著名な学者、政治家による憲法改正、集団的自衛権、首相公選制に関する見解などもまとめられている。保岡は、現行憲法の三大基本原則、「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」を尊重しつつ、改正を提言した。憲法の条文を分かりやすい日本語に改めること、自衛のための戦力保持と個別・集団的自衛権の明記、非常事態への対処、環境権やプライバシー権など新たな権利の追加等を主張した。